黒白フィルムの現像に留まらず、カラーネガフィルムの現像も始めました。道具は黒白現像で使用しているものを、処理液は『ナニワカラーキットN』を使うことにしました。現像するフィルムも1本だけではつまらないので、会社の写真部のみなさんのフィルムも現像させていただいて計4本。内2本は同じフィルムなので同時に現像するとして、処理回数は3回。これは現像液のヘバりを意識して、現像時間を調整する良い練習になりました。
カラーネガフィルムの現像作業にあたり、不安だったのは処理液の温度管理でした。ナニワカラーキットの説明書を読むと、処理液の温度は38度か30度 (プラスマイナス0.1度) となっているので、よけいにそう感じてしまっていたようです。ところがその38度か30度という温度は風呂場などでお湯を利用すれば調整しやすく、夏や冬に調整の難しい黒白現像液の20度よりはずっと簡単に感じました。処理液の温度の違い以外では停止液処理のないくらいで、ほとんど黒白フィルムの現像と同じです。現像処理の手順は、ナニワカラーキットの説明書に記載されているものに、黒白フィルムの現像で行っている処理を追加して組みました。
実際にやってみたところ、心配していた処理液の温度管理もそれほど難しくなく、続けて何本か処理する間もうまく調整できました。30度あたりと書いたように、実際は少し高めだったのですが、大きく失敗するということもなかったので、そこまでシビアに管理する必要もないのかもしれないなあと思いました (ちゃんとやるとより良いのはたしか)。複数本の処理に合わせて変更する発色現像液浴時間も、ナニワカラーキットの説明書に掲載されている表にわかりやすくまとめられているので、心配ありませんでした。作業もうまく進められて、35mmフィルム3本、ブローニー (120) フィルム1本の処理を無事完了。
発色は予想していたよりも好印象です。カラー写真としては色数の少ないあまり良い作例ではありませんが、薄かったり黄色っぽくなったりせず、撮影時の雰囲気を再現できました。
黒白フィルムの現像と同じように手順を間違わなければ大きな失敗はないし、とても簡単でした。『カラーだから難しい』ということはありません。
カラーネガを簡単に自宅で現像できるのはとても魅力的だと実感しました。しかし使用液の保存性は未使用で10日間ほどなのと1リットル用で2500円ほどと少し高いので、フィルムを1本だけ現像するのに使用せず、今回のように何本かまとめて処理するとコストパフォーマンスはずいぶん良くなりそうです。すぐに現像しなくても良いカラーネガフィルムを数本用意できたらまたやってみよう。
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